『生きろ』と言われると死にたくなる。思い知らせてやりたいと感じる

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苦しくて、辛くて、何もやるにもしんどくて、ただ指だけ動かしてスマホを触る。頭は働いてない。ただ指が勝手に動いてる感覚。

スマホでやることなんてない。

ゲームはうまくいかない。そもそもやる気が起きない。

誰かから連絡が来るわけでもない。

何をすればいいか分からず、気づいたらGoogleの検索結果の画面が見える。

検索ボックスには「死にたい」の文字。

 

検索結果の画面には、まず『心の相談ダイヤル』という文字と電話番号。

電話する気は起きない。

話す気力なんてないし、話したとしてもどうせ「生きてください」だとか「悲しむ人のことを考えてください」だとか、他人が上辺だけの言葉を並べるに決まってる。

誰も自分の気持ちをわかってくれない。

 

他には『死にたいあなたへ』というタイトルのページ。

アクセスすると『アクセスしてくれてありがとうございます、死ぬ前にこれを読んでください』

遠回しの『生きて』という説得。

 

死にたい

死んでは行けません

死にたい

生きて

死にたい

 

頭の中でぐるぐる…。

 

ここでは『生きて』なんて言いません。『死ぬな』とも言いません。

 

ただ、共感させてください。

 

辛い。苦しい。悲しい。虚しい。卑しい。寂しい。

こんなに辛いなら、死んだほうがマシ。

この世から消え去りたい。

 

もしくは…

死にたい。死んでやりたい。

 

死んで、全員に思い知らせてやりたい。

家族、医者、友達、会社、世の中…。

どんなに苦しんでいたか。

 

死んでわからせるしかないんだ。

 

許さない。

 

苦しめ。葬式でできるだけ多くの人が苦しめばいいんだ。

 

私は何度も首を吊りました。

毎回違う気持ちで実行しました。

 

でも全て失敗…。

2〜3分で苦しくなってやめてしまうんです。

 

失敗するとまた新しい感情に襲われます。自分がすごく惨めな人間に思えて、涙が溢れ出てきます。

 

そして、また首を吊る…。

 

苦しいです。

とにかく、もう、本当に、辛い…。

 

なんでこんなに苦しいんだ。

なんでこんなに一人で惨めなんだ。

 

 

今、私は病状が良くなり、安静に過ごしています。

 

あの頃を思い出すと、寒気がして、すごく恐ろしくなります。

 

『生きろ』とは言いません。『死なないで』とも言いません。

 

ただ、一つだけ知っていて欲しいんです。

 

終わりは来ます。

 

どんな物事でも、終わりがあるんです。

 

苦しい時間は、とてもとても長く感じますよね…。

 

でも終わります。

 

約束します。

 

少しでも、あなたの気持ちが安らぎますように。

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