うつ病の人との接し方は聞き手に徹すること!話の聞き方3つのコツ

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うつ病の人との接し方って難しいですよね…。

些細なことでも、うつ病の人からすれば、生死が関わるくらい重要なことだったりするんです。

私はうつ病になってから、家族、親戚、友達、全員に追い詰められました。

彼らは、そんな些細なことでと思っているようでしたが、私にとっては地獄のような時間でした。

 

この経験から思った、うつ病の人との接し方でいちばん重要なのは「話を聞くこと」だと感じました。

今回、うつ病の人との接し方で最低限意識したいことを「話を聞くこと」に焦点を当てて、3つ、まとめました。

この3つさえ守ってもらえれば、もっと楽だったのになぁ…。と今になって思います。

否定しない

うつ病の人は、一見独りよがりでめちゃくちゃなことを言うことがあります。どんなことでも否定はしないでください。

例えば「死にたい」と言う言葉だったとしても、否定するのはやめてください。

ただでさえ、自分自身を否定して追い詰められる病気です。

他人にまで否定されてしまうと、一気に体調が悪くなってしまいます。

 

また、意味としては否定していなかったとしても、言葉そのものが否定として捉えられるようなものは使わないように気をつけましょう。

例えば「でも」や「それはどうなの?」といった言葉です。

うつ病の人は些細なことでも傷つきます。

何気ない一言で否定されていると感じ、気分が落ち込みます。

なので、言葉選びには注意しましょう。

肯定しない

うつ病の人と接するときに、肯定することもやめたほうがいいです。

軽々しく「わかる」と言うと、適当にあしらわれていると感じたり、上辺だけの返事でバカにされていると感じたりします。

また「私も同じだよ」と同調するような言葉をかけてしまうと「あなたは大丈夫なのに、自分はだめなんだ、やっぱり自分が悪い」と自分を責めてしまうので絶対にやめてください。

 

うつ病の人の気持ちは本人しかわからないんです。

それは本人が痛いほど知っています。

共感されると、気を使われている感じ、また自分を責めてしまいます。

相手の気持ちを代弁する

否定も肯定もしてはいけないとなると、どうすればいいの!?って話ですよね。

とにかく話を聞いてあげてください。

そして「辛かったね」「苦しかったね」といった風に、相手の気持ちを代弁してあげてください。

「死にたい」と言われたときも、「死にたいくらい苦しいんだね」と優しく話を聞いてあげてください。

 

話を肯定する意味での「わかる」はいけませんが、話を聞いていると言う意味での「わかる」は問題ありません。

同じ立場に立たないように気をつけてください。

禁句

うつ病の人の接し方は、話を聞くのに徹するのが一番です。

基本は自分の話はしないこと。

でも、どうしても相槌をうつために、言葉を発さないといけません。

そんなときに使うのを控えたい相槌の言葉をまとめます。

否定する言葉

  • でも
  • それは違う

肯定する言葉

  • わかる
  • 私も

励ます言葉

  • 頑張れ
  • 前向きに行こう
  • みんな期待してるよ

おわりに

うつ病の話を聞くコツは「否定せず、肯定もせず、とにかく話を聞いてあげる」です。

 

ポイントは、同じ立場になろうとしないことです。

「うつ病の人の気持ちはわからない。でも苦しそうなのは伝わる」と言うスタンスで付き合っていきましょう。

 

私は、家族に全部破られ、自殺未遂するまでに追い込まれました…。

うつ病の人との接し方にいっぱいルールがあってめんどくさい!と思う方がいるかもしれません。

それもわかります。でも、それでも、この最低限3つだけは守って欲しいです。お願いします…。

 

あなたの行動一つ一つがうつ病の人を傷つける可能性があると言うことを忘れず、優しく、根気よく、付き合ってあげてください。

 

一人でも多くの人が落ち着いた生活を送れますように。

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